2020/08/27

『 ふうせん が ふくらんだ。

 ゆめも ふくらんだ。

 ふうせん パンッ と われちゃった。

 おきたら ゆめも われちゃった。 』

 

これは私が小学校低学年のときにつくった、詩の真似事みたいなもの。

たいした出来でもないけれど、なぜか今になっても覚えている。

 

中断してしまった夢のつづきは、一体どこに行くのだろう。

たとえば、目覚まし時計に起こされて。

たとえば、何気ない一言に心を折られて。

今もふと、そんなふうに思うときがあるからかもしれない。