ここ数日、20度超えの暖かい日がつづいた。
まだ2月だというのに。
なんだか、太陽と月とが同時に出たような、
夜に真昼みたいな光に照らされているような、
どこか落ち着かなくて、後ろめたいような気持ち。
きょうになってようやくこの時期らしい気温に戻って、少しほっとした。
そんなきょう、お茶の時間に飲んだのはホットココア。
ザ・冬ののみもの、という印象があるホットココアだけれど、
きょう選んだカップは、春の季語でもある雉の絵付けがされたもの。
春を象徴するカップで、冬ののみものであるココアを飲む。
まさにここ数日の、おぼつかない心のありようを写し取ったようで、可笑しかった。